瀬戸内国際芸術祭2013で建築をつくる(石井大五+フューチャースケープ)


by 石井大五+フューチャースケープ建築設計事務所

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伊吹島とはこんなところ 瀬戸内国際芸術祭2016 刺客は猫

   →伊吹島とはこんなところ

   →瀬戸内国際芸術祭2016

   →Facebookはこちら/to Facebook and the brief summary in English

瀬戸内国際芸術祭2016の主役は、主催者である香川県、統括をされている福武総一郎さんや北川フラムさん、そして、アーティストですが、伊吹島での影の主役は、このブログでもすでに紹介した島の小中学生ではないでしょうか。ワークショップに参加し、開会の日には、港で来訪者を歓迎し、式典では、素晴らしい歌とパフォーマンスを見せてくれました。

そして、背後で芸術祭を支え、彼らなしでは、何も動かず、実現できないという意味では、黒幕は島民。

もう一つ忘れてはならないのが、島を、そして、芸術祭を盛り立てる、そういう人々の間を縦横無尽に、時にはすり寄り、時には無視して、共存しているようでいながら裏をかいて行動し、その自由さで翻弄する存在、猫です。彼らは、さだめし、島の刺客でしょうか。
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芸術祭のアートを見に来たはずなのに、島の猫のたまり場に引き寄せられ、猫にやられて、動けなくなっている方が続出中。
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最近、子猫が急に増えたから、余計、やられてしまうようです。
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猫の集団に遭遇する確率が高いのは、港から最初の坂と坂上の曲がり角あたり、そして、「トイレの家」が立つ旧小学校の校庭近辺です。

「トイレの家」も、格好の通り道や休憩場所になっています。決して、糞などを残すことがないのは、猫もわきまえているというか、文化的素養が高いんですね。その辺りの町や島の猫とは違うんです。
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東京あたりの野良猫からは想像できないほど、人懐こい猫が多いのです。言い方を変えれば、人懐こさで、懐に入り込む術を知っている猫、まさしく刺客です。

ただ、一見、平和そうに、のんびり暮らしているように見える猫の世界ですが、パワーポリティクスもあるようで、仕事で通っていた昨年の11月ぐらいから今年の春まで、現場の近くに暮らし、そのうち一緒に遊ぶようになった猫の4匹兄弟(オス3匹+メス1匹のほんとうの兄弟)は、初夏に再訪すると、ボス猫の勢力拡大に押されて、居場所を追われ、神社の山門付近に居を移していました。

それが、芸術祭で久しぶりにやって来ると、4兄弟のうち、オス3匹は、なぜかボス猫の支配する、以前の居所に戻っていました。メスの1匹だけが、神社の山門で、1匹寂しく暮らしています。寂しくというのは、人間的解釈かもしれませんが。
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3匹が、戻ったのは、餌にアクセスしやすい場所で暮らすために、ボス猫に恭順の意を示した結果なのでしょうか。そして、メスの1匹が戻らなかったのは、ボス猫がメスであることに関係しているのでしょうか。

狭い島の猫の世界にも、人間の政治家の派閥のようなパワーゲームがあるかと思うと、少し切なくなります。人間の世界の金に相当する餌の利権と、女性の進出を女性が阻止していると言われることにも似た、ジェンダーの介在する複雑な関係。

もしかしたらアート以上に現代的な猫劇場でした。


by future-scape | 2016-10-18 00:33 | 瀬戸内国際芸術祭2016